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2018年西日本大水害における浸水エリア・浸水建物判別支援のお願い

Crowd4Uボランティアの皆様


はじめまして。「Crowd4U Digital Humanitariansプロジェクト」を推進している井ノ口宗成と申します.このたび、皆様のご協力が必要な事態となりました。


2018年7月に梅雨前線の停滞に伴い、西日本の各地で大規模な水害が発生しています。死者が100名を超える水害は、1983年7月豪雨災害以来、実に35年ぶりの大水害です。複数の県をまたいで、広域に浸水しており、その状況はいまだ解明できていません。また、浸水した家屋数も、いまだ分かっていません。被災状況は災害対応や生活再建支援に必要であり、一刻も早く把握することが不可欠です。


現在、国や自治体では被害状況の調査・とりまとめを進めていますが、まだ全容は把握できていません。被災地では、救命救急活動に加えて、避難生活支援、各種の被災者支援が進められており、多くのボランティアも入っている状況です。しかし、遠隔からも被災地への支援は可能であると考えています。私たちは、その支援として、衛星画像や航空写真から浸水状況をウェブ上で判定し、その結果を集約し、被災状況として被災地に返すことを考えています。これは、現代社会で皆様の力を被災地に集約できる新しい形です。


しかしながら、このプロジェクトを推進する上で「時間」と「人的リソース」が課題となります。そこで、皆様のお力を貸していただき、本プロジェクトを推進し、被災地支援を実現したいと考えています。また、皆様のお知り合いの方やご興味のある方にもご紹介いただければ大変に助かります。


お願いしたい内容は簡単です。下記のボタンをクリックして行う事ができます。


浸水状況状況判定タスクを行なう
2018年7月西日本豪雨による浸水家屋の写真例

◆上空から写した浸水地域の写真例

ご協力に大変感謝申し上げます。どうぞよろしくお願い申し上げます.本プロジェクトは,「筑波大・富山大・京大等によるCREST CyborgCrowdプロジェクト」の一部としてJSTからの支援を受けています.
2018年7月西日本豪雨災害写真

© 2018 Kei Horie Photography