2011年、東日本大震災が日本を襲い、その影響で原子力発電所が爆発事故を起こしました。
福島県双葉町は、その原子力発電所が建っている町です。
放射能汚染を避けるため、町の人々は全員、町を脱出しました。彼らは未だに故郷へ帰れません。
この悲惨な事故の記憶、被災した人々を全世界の人々が支援してきた事実、これらの二つを全世界の人々に伝えるため、現在,双葉町と複数の大学が協力して、記録写真を収集したディジタルアーカイブの構築プロジェクトを推進しています。
このプロジェクトによって、双葉町の記録写真と資料が、国立台湾歴史博物館で展示される成果を挙げました。
このプロジェクトでは、ディジタルアーカイブに保存されている写真に、世界中の言語で様々なキーワードを付与することが重要になります。
記録写真は2つあります。
一つは、日本の国の内外から贈られた支援と激励の物品の写真。
もう一つは、大震災が起きた2011年3月11日の夜に町の人々が過ごした学校や避難所などの記録写真です。
是非、皆さんがいつも使っている言語、あるいはよく知っている言語で、写真に沢山のキーワードを付けてください。
たくさんの言語で付与されたキーワードは、今後、双葉町の震災アーカイブが設立された暁には、世界中の人々が大震災の記録を検索する際のキーワードとなります。